夏囃子

遠くから聞こえる祭り囃子の音が
まだかまだかと子ども心をくすぐる

子供の頃に
夏休みに入ったばかりの日曜は
担がれ揺れる神輿を夢中で追いかけていた

暑い日差しやセミの騒ぐ音も気にせず
熱気溢れた祭り囃子を掻き鳴らし
浴びる水がやけに気持ちよかったのを覚えている

だが今は暑さに茹だり
追いかける気力すら残っていない

年が経つなー